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元AKB48で女優の前田敦子が、あす12日に放送される日本テレビの単発番組『エマージェンシーナース 密着!巨大母子病院〜小さな命を救う女性たち』(13:15〜14:15 ※関東ローカル)で、第1子出産後初となるテレビ番組の仕事復帰を果たした。

この番組は、全国から救いを求めて母子が集まってくる国立成育医療研究センター(東京・世田谷)で、患者と一番近くで向き合い、寄り添う看護師・助産師に密着するもの。様々なリスクを想定・回避し、お産の最前線に立ち会う助産師や、移植手術前後の子供とその家族のケアという重責を担う看護師の姿を映し出す。

ナレーションを担当する前田は、先日第1子を出産後、取材対応などでテレビ出演はあったものの、今回が事実上の出産後テレビ初仕事。母になった自らの経験にも触れながら、ハイリスク出産で出会った命の奇跡や、病に負けず力強く生きる子供たちの姿を、母の愛情あふれる言葉で紹介する。

収録を終えた前田は「私も赤ちゃんが無事産まれるまで不安で仕方なくて、ひとつの命を産むのって、本当に奇跡だな、と改めて思いました。自分が出産を経験したことで、改めて命の重さに感動しました」とコメント。今回のオファーには「うれしかったです。自分が出産していなかったら、きっとできなかったお仕事だと思います。感情移入して、収録現場で泣いちゃうかもしれないと思って『先に資料ください』ってお願いしちゃいました」と、準備したことを明かした。

また、「わが子が元気にしてくれるからこそ、『私も早く復帰したい』と思えました。『早く仕事したい』と言えているのも幸せですよね。自分の幸せに改めて気づくことができました。全部子供のおかげです」と、噛み締めていた。