レアルGKクルトワ【写真:Getty Images】

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敵地での“マドリードダービー”、冷静なプレーで3-1勝利に貢献

 リーガ・エスパニョーラ第23節、アトレチコ・マドリードとレアル・マドリードによる「マドリードダービー」が現地時間9日に行われ、レアルが3-1でアトレチコを下して2位に浮上した。

 そんななか、かつてアトレチコに所属したベルギー代表GKティボー・クルトワは、古巣ファンから“手厳しい洗礼”を浴びせられたようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。

 試合は前半16分に、CKからブラジル代表MFカゼミーロの豪快なバイシクルシュートでレアルが先制。同25分にはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに同点ゴールを叩き込まれたものの、同42分にFWヴィニシウスが獲得したPKを主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが成功させて勝ち越し。後半29分には途中出場のウェールズ代表FWギャレス・ベイルがダメ押しのゴールを決めて試合を決定づけた。

 この試合でクルトワは追いつこうと遮二無二攻めてきたアトレチコの猛攻を長い手足を生かしたビッグセーブでしのぎ、勝ち点3をもたらした。今やレアル不動の守護神だが、2011から14年まで所属し、公式戦154試合に出場したアトレチコのサポーターの恨みは強かった。

 試合中にブーイングを浴びるだけでなく、試合前には本拠地ワンダ・メトロポリターノに飾られてあったクルトワのプレートが汚され、クルトワに向けてネズミの人形が投げ込まれる場面があったのだという。それでもクルトワ本人は、このようにクールに語っている。

「僕は落ち着いていたし、頭を冷静にして臨んだよ。プレートについても見ていないし、プレーするための準備をしていた。僕が3年間ここにいたということは消せないものだし、僕自身アトレチコをリスペクトしている。みんなも僕をリスペクトしてくれるし、道端で会うアトレチコファンも僕のベストを願ってくれている」

 ワールドクラスらしい余裕にあふれた振る舞い。これがあったからこそ、緊張感漂うマドリードダービーでも落ち着いたゴールキーピングを発揮できたのかもしれない。(Football ZONE web編集部)