仕事でもプライベートでも、何かと悩みが尽きないのが「対人関係」。うまくいかない理由は人それぞれですが、自分の陥りがちなコミュニケーションの失敗や弱点を知っていれば、今よりもいい人間関係が築けるかもしれません。

12星座別に占う「弱点・処世術」、第6回は「おとめ座」です。

おとめ座のコミュニケーションスキル

柔軟宮で土のエレメントであるおとめ座は、それほどコミュニケーションスキルに長けているほうではありません。

礼儀正しく、マナーを守ります。目上の人にも節度ある態度を取ることができますが、初対面や付き合いが浅い人に親しんでいくのは苦手。相手を観察しながら、少しずつ経験を重ね、じっくりと信頼関係を深めていくタイプです。

また、自分にも他人にも厳しい面があるので、相手の細かいクセやイヤな部分を発見してしまう傾向があります。気配り上手ではありますが、それは「現実的に目に見える範囲において」発揮されることが多く、相手の気持ちを察するのはそれほど得意ではありません。

そのため、悪気なくズバリと厳しい発言をしてしまったり、妄想で相手の気持ちを決めつけて自分が落ち込んだり...コミュニケーション能力に苦手意識を抱いている人も少なくないでしょう。

ただ、特別おとめ座の気分を損なうようなことをしなければ、相手に対してとても優しく、穏やかに振る舞いますし、信頼関係を重んじるので、約束は守ります。

時間をかけて仲良くなっていく...それがおとめ座のコミュニケーション傾向と言えるでしょう。

おとめ座の弱点克服法

神経質なおとめ座は、頭の中でアレコレと妄想を膨らませる傾向があります。相手のイヤな部分についても、最初のうちは気を使って言葉にはしないでしょう。

でも、一度気になりだすとそればかりが目につき、逆に自分のストレスになります。その結果、悪気なくキツい発言で相手を傷つけてしまう場合があります。

礼儀正しいのはいいのですが、冗談っぽく自分の気持ちを小出しにして、大爆発を避けた方がいいでしょう。

おとめ座の相手と付き合うには?

繊細なおとめ座は、まずルールや常識を重んじます。コミュニケーションを取るときは、必ず約束を守ること、そして非があれば謝ることが大切です。

また、傷つきやすい一面もあります。ダイレクトな物言いは避けましょう。さらに、とても真面目なので不誠実な行動は控えましょう。

ウソをついても、あなたの態度や細かな変化ですぐにバレてしまいます。誠心誠意を見せることが仲良く付き合っていくポイントになるでしょう。

早矢(はや)

占星術研究家/占い師。「インスパイア吉祥寺」主宰。西洋占星術・タロット占いをメインに鑑定・執筆・講演を行う。のべ鑑定人数は1万5000人以上、TV・新聞・雑誌等メディア出演多数。著書に「守護石事典 あなたを守り導く バースデー&ナンバー」(マイナビ)がある。早矢オフィシャルサイト(http://www.haya-web.com/)