エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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レッドソックス戦で2回3失点KO…米ファン「オオタニがやっとMLBに出会った」

 米大リーグのエンゼルス大谷翔平投手が17日(日本時間18日)、本拠地レッドソックス戦に先発したが、先頭打者アーチを浴びるなど2回3失点、66球で降板し、開幕3連勝はならなかった。MLB、レッドソックスはベッツが放った先頭打者弾を動画付きで公開。全米の注目を浴びる二刀流右腕を打ち崩し、レッドソックス党からは「ここからが我々の“ショー・タイム”だ」「オオタニ、感じているかい? メジャーの恐ろしさを」と誇らしげな声が上がっている。

 大谷が鮮烈な一発を浴びた。初回先頭で対峙したのは、16年に31本塁打を放っている強打のリードオフマン、ベッツ。フルカウントまで粘られ、投じた7球目だ。低めの直球を真芯で捉えられた。振り返った先で打球は高々と舞い上がり、左中間方向にぐんぐん伸びていく。そして、フェンスを越えた。先頭打者ホームラン――。本拠地は沈黙と化した。

 MLB公式インスタグラムは「ムーキー・ベッツに誇大宣伝は通用しない」と題し、被弾の瞬間を動画付きで公開。すると、米ファンから「オオタニがやっとMLBに出会った」「改めてようこそ、メジャーへ」「今夜は眠れないかもしれないな」「レッドソックスほどの強敵を前にしたのは、初めてだろう」「現実はそう甘くはない」などと驚きのコメントが相次いだ。

 さらに、レッドソックス公式ツイッターも同様に本塁打のシーンを公開。レッドソックスファンから「投球自体はいい線いってる。ただ、打者が強烈すぎるんだ」「ここからが我々の“ショー・タイム”だ」「オオタニ、感じているかい? メジャーの恐ろしさを」「最強の打線を身をもって実感できただろう」と誇らしげな声が上がっていた。

 大谷は変化球が抜ける場面が目立ち、結局、2回3失点でメジャー最短降板となった。その後、降板は右手のマメの影響と発表され、本調子ではなかった面もあるだろう。シーズンは始まったばかり。巻き返しの時間は十分に残されている。(THE ANSWER編集部)