ウォールタペストリー・大阪中央公会堂特別公演

写真拡大

大阪市役所周辺〜中之島公園で12月14日、「大阪・光の饗宴2017」コアプログラムの一つで今年15年目となる「OSAKA光のルネサンス2017」が始まりました。オープニングセレモニーが開かれた初日の様子をレポートします。

【写真を見る】台湾の約1000個のランタンが初登場!

OSAKA光のルネサンスと言えば、大阪市中央公会堂の壁面に映し出される「ウォールタペストリー」が人気です。建物の構造を利用しただまし絵の技法を取り入れるなど、不可思議な立体感のある演出が特徴です。演出は1回約8分。

オープニングセレモニーでは、吉村洋文大阪市長らが出席したほか、特別ゲストとしてセレッソ大阪の柿谷曜一朗選手と丸橋祐介選手も登場。ウォールタペストリーの上映を前にカウントダウンの合図が行われました。

今年は台湾台南市が初参加。台南市民が今回のために絵を描いた約1,000個のランタンが登場しました。

大阪市庁舎正面は、今年も「大阪・光の饗宴」のシンボルイルミネーションが点灯。ロゴの前で記念撮影する人が多かったです。

中央会場の入口となる全長約150メートルのケヤキ並木「みおつくしプロムナード」では、今年もイルミネーションが点灯。音楽と光がシンクロする演出で来場者をわくわくさせます。

中之島公園バラ園には「スノーマン」が登場。18日からは全長10メートルのBIGスノーマンも登場します。

中之島公園芝生広場に大阪芸術大学の学生が制作した高さ3メートルのバルーンオブジェ「生命(いのち)のひかり」が登場。取材時、元気な学生達が応対してくれました。

会場には、美味しそうな飲食ブースが多数出店。大阪市中央公会堂前などに飲食できるテープルが設けられ、ウォールタペストリーを観覧しながら飲食できます。

会場で人だかりができたのがサンタクロースに扮したワンちゃん。多くの来場者が撮影していました。

「OSAKA光のルネサンス」は、同じく「大阪・光の饗宴2017」コアプログラムの一つである「御堂筋イルミネーション」と合わせて楽しめます。以前に完全入替制だったこともある「ウォールタペストリー」は、会場を大阪中央公会堂に移してから観覧しやすくなりました。会場はウォールタペストリーやイルミネーションをスマートフォンで撮影する人が多く、早くもSNSで話題になっているようです。(関西ウォーカー・新城重登)