店内を物色するビーバー(出典:https://twitter.com/firstsheriff)

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感謝祭が終わり、アメリカのショッピングモールはクリスマス一色。クリスマスツリーが飾られイルミネーションも華やかな店内に入ると、ウキウキわくわく足取りも軽くなる。モールではクリスマス商戦が始まり、店内にはクッキーやチョコレート、ツリーのオーナメントやお皿までありとあらゆる商品が所狭しと並べられる。そんな店内に先月末、1頭のビーバーが現れた。『abc13.com』ら複数のメディアが伝えている。

11月28日、メリーランド州南部セントメアリーズ郡シャーロット・ホールにある1ドルショップ、日本のいわゆる“100円ショップ”に現れたのは体長50センチはあろうかというビーバー。クリスマス直前まで待たずに早めのショッピングにやってきた(?)までは良かったが、店の中を駆け回りプラスティックのクリスマスツリーやコーヒーカップを物色。ちょっとした騒動になってしまったようだ。

珍客の訪問を受けて駆け付けたのはセントメアリーズ郡保安官。逃げ回る“ビーバー容疑者”を見事捕獲している。

器物損壊の現行犯で逮捕されたビーバーは動物管理局員によって保護され、野生動物リハビリセンターに送られた。

ビーバーが店を物色する様子はセントメアリーズ郡保安局のTwitterに投稿され「なんてキュートなの!」と話題になっている。店に迷い込んだばかりに御用となったビーバーだが、被害は最小限で起訴はされないということだ。

縄張りを持ち本能的にダムを作って生活すると言われるビーバー。一時は乱獲で生息数は絶滅寸前まで減少したが、保護政策のおかげでその数は増えているという。

出典:https://twitter.com/firstsheriff
(TechinsightJapan編集部 A.C.)