7月19日、高知東生容疑者(51)が覚せい剤使用の疑いで再逮捕された。6月24日に覚せい剤所持の現行犯で逮捕されてから約1カ月。先週、「 高島礼子 高知逮捕から3週間、思い出の自宅には今も帰れず」と題する記事で、妻の高島礼子(52)が今も都内の自宅に戻れていないことを報じたが、そんな最中に再び夫が注目を集める結果となってしまった。

「高島さんは現在もドラマ『女たちの特捜最前線』(テレビ朝日系)の撮影が続いており、基本的に京都に滞在しています。しかし撮休日に東京へ戻る共演者も多いなか、彼女は頑なに帰宅する様子を見せませんでした。思い出が詰まった自宅を見ると、どうしても夫の裏切りのトラウマが蘇ってしまうからかもしれませんね」(プロダクション関係者)

周囲から離婚を勧められているものの、親しい関係者には「何とか回避できないでしょうか」と相談さえしていたという高島。そんな揺れる想いの彼女だが、ついに自宅へ足を踏み入れる決意を固めていた――。

再逮捕翌日の20日の午後1時、これまで近所の住民が「夫婦の姿を見かけなくなった」と語っていた静寂の豪邸から高島が出てきた。うだるような暑さのなか、うつむきながら人目を避けるように歩き出す。ほとんど化粧気もなく、青白い顔色をしている。

「久しぶりの帰宅でしょうか?」と記者が声を掛けたが、高島は「すいません」とだけ答え歩き出す。その後も「高知さんと連絡は取っていますか?」、「離婚の話は出ていますか?」などと問いかけたが「すいません」の一点張りだった。そんな多忙ななか帰宅した彼女がこの日わざわざ向かった先は、自宅近くにある信用金庫だった。

「ATMコーナーにも窓口にも彼女の姿はありませんでしたよ。となると奥の応接室に通されるような、お忍びの相談があったのでしょう」(居合わせた客のひとり)

しばらくして出てきた高島のバッグは、やや膨らんで見える。そのまま帰路につくと、彼女は最後まで何も答えることなく自宅の中へ入って行った――。

実は高島がまだ京都に滞在していたと思われるころ、本誌はこんな意外な光景も目撃していた。7月中旬、高島の自宅に一台の車が、車体には神奈川県内の中古車販売会社の名前が書かれている。中から出てきたのは男女4人。滞在時間は、実に1時間近くに及んだ。

映画『極道の妻たち』の撮影時から彼女と親交のあるドラマスタッフのひとりは彼女の胸中についてこう語る。

「高島さんは昔から『酒に溺れたり、薬に走ったりする人は、心の弱い人間なの』と真剣な表情でみんなに話していたものです。特に薬物については『ああいうものに頼るのはダメ!薬に頼ってしまうくらい辛いことがあるなら私に相談してくれればいい』と訴えていました。それほど彼女は薬物に対して嫌悪感を持っています。高知さんを愛しているとはいえ、厳しい姿勢で臨まなければならないことも理解しているのではないでしょうか」

7月25日には、52歳の誕生日を迎えた高島。ドラマも好調のなか、夫の再逮捕でいよいよ決断を迫られた彼女は“身辺整理”を着々と進めているようだ――。