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マウスのSIMフリーなWindows 10 Mobileスマホ「MADOSMA Q601」を写真で紹介!

既報通り、マウスコンピューターは21日、Windows 10 Mobileスマートフォン(スマホ)「MADOSMA Q601」(以下、Q601)を2016年7月28日(木)に発売すると発表しました。価格は49,800円(税込)で、マウスコンピューターの店舗やWebストア、電話通販窓口のほか、各量販店などで販売され、すでに一部店舗では予約受付が開始されています。

スペイン・バルセロナで開催されていた「MWC 2016」に合わせて今年2月に開発中であることを発表しており、その後、台湾・台北で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2016」などでも展示されていましたが、ようやく発売となります。

前モデル「MADOSMA Q501」シリーズ(以下、Q501)の後継機種となるWindows 10 Mobileスマホで、CPUや内蔵メモリー(RAM)などの基本スペックを向上させているほか、画面サイズが6インチとなったことで大型化し、スマホとタブレットの中間に位置する製品(いわゆる「ファブレット」)となりました。

また、Continuum for Phoneにも対応しており、Q501シリーズがどちらかというと入門機といったところでしたが、Q601はがっつりとビジネスなどに利用することを想定したモデルとなっており、基本的な仕様以外にも大きく異なっています。

今回は発表に先んじて同社にタッチ&トライをさせてもらいましたので、開発機ではありますがほぼ製品版の外観や内蔵機能などを写真で紹介したいと思います。

【MADOSMA Q601のットとして生まれ変わったQ601の】


Q601の前面(写真=左側)および裏面(写真=右側)

Q601の前面には約6.0インチフルHD(1080×1920ドット)の5点マルチタッチ対応IPS液晶ディスプレイや近接センサー、照度センサー、約500万画素CMOSフロントカメラ、通話用スピーカーがあります。

また、前モデルではディスプレイの下にあったタッチセンサータイプの戻るキーおよびWindowsキー、検索キーは画面内にオンスクリーンキーとしての実装に変更されています。

さらに背面にはF2.0レンズの約1300万画素CMOSリアカメラ(LEDフラッシュライト付)と外部スピーカーが配置さ。Q501と同様にQ601でも背面に「MADOSMA」のロゴがあるほか、スピーカーの横にマウスコンピューターのロゴマークがプリントされています。


Q601の上側面(写真=左側)とした側面(写真=右側)

本体の上側面には3.5mmイヤホンマイクジャック(CTIA準拠)、下側面には通話用マイクとUSB Type-C端子があります。USB Type-C端子は急速充電「Quick Charge 2.0」に対応で、同梱のACアダプターなら最短3時間でフル充電が行えますが、別途、Quick Charge 2.0対応ACアダプターを用意すればより早く充電可能です。


Q601の左側面(写真=左側)と右側面(写真=右側)

左側面には音量上下キー、右側面には電源キーとSIMカードおよびmicroSDカードスロットがあります。なお、SIMカードスロットはmicroSIMカード(3FF)とnanoSIMカード(4FF)のデュアル仕様で、nanoSIMカードスロットはmicroSDカードスロットとの排他利用になります。

外形は160mm(高さ)×82.3mm(幅)×7.9mm(厚さ)で、重量は176.5g。バッテリー容量は3900mAh。バッテリーは内蔵式で前モデルのように取り出すことはできなくなっています。

外観におけるQ501との大きな違いの1つとして本体のフレームの材質がプラスティックからアルミへと変更され(背面などはプラスティック)、タッチパネルディスプレイもガラス化されています。

さらにディスプレイはガラス部が端を湾曲させた2.5D加工の曲面ガラス「Corning Gorilla Glass 3」となっており、最近のトレンドを抑えたデザインとなりました。カラーバリエーションはシルバーの1色のみ。


Q601とQ501を並べたところ


【MADOSMA Q601の基本性能をチェック】


デバイス情報(写真=左)およびストレージ情報(写真=中)、SIMカード設定(写真=右)

基本スペックとしてはチップセットに64bit対応Qualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 617 MSM8952」(1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア)、内蔵メモリー(RAM)に3GB、内蔵ストレージに32GBとなっています。

一方、無線部分としては携帯電話ネットワークが4G(FDD-LTE方式の対応バンドがBand 1および2、3、4、7、8、19、28B、TD-LTE方式対応バンドでおよびTDD対応バンドがBand 38および40、41)と3G(W-CDMA方式の対応バンドがBand 1および6、8、19)、2G(GSM方式の対応バンドが850および900、1800、1900MHz)に対応。

無線LAN(Wi-Fi)は2.4および5.xGHzデュアルバンド対応でIEEE802.1a/b/g/n/ac準拠、Bluetooth 4.0やNFC Type A/B/F(読み取り)、位置情報取得(A-GPSおよびGLONASS)にも対応。その他、加速度センサーや近接センサー、照度センサー、電子コンパスを搭載。なお、Continuum for Phoneは無線接続のみに対応となっています。


カメラアプリはWindows 10 Mobile標準のもののみ

実際に触ってみた感想としてはジャパンディスプレイ製の6インチディスプレイが非常に美麗であること、Officeファイルを編集したりする場合を考えると画面の大きなWindows 10 Mobileスマホは相性が非常に良いと感じたことです。

動作もスムーズで、ビジネスマシンとしてもメディアプレイヤー的な使い方にも十分にイケる製品になっており、発売が楽しみな1台となっています。



記事執筆:河童丸


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