ゲームボーイ型のおもちゃにRaspberry Pi Zeroを組み込んで「ゲームボーイカラー・ナノ」を完成させた強者が登場
ゲームボーイアドバンス以降、「ゲームボーイ」シリーズは両手でしっかりとホールドするサイズのものが一般的となっていますが、この流れに逆行し、ゲームボーイポケットやゲームボーイライトよりも小さな「ゲームボーイカラー・ナノ」を自分で作り上げた人が現れました。
BurgerKing Toy + Raspberry Pi Zero = Gameboy Color Nano - Album on Imgur
https://imgur.com/a/EYJOW#e7u3SWT
Burger King Toy + Raspberry Pi Zero = Gameboy Color Nano (Completed) : gaming
これは「ChaseLambeth」というアカウント名の人物がImgurに写真をアップロードしたことからその存在が明らかになったもの。以前、ゲームボーイにRaspberry Piをぶち込んでスーファミタイトルなどゲーム三昧な魔改造を施した「Game Boy Zero」を作った人がいましたが、今回のものはバーガーキングでもらえた「ゲームボーイ型おもちゃ」の中にRaspberry Pi Zeroを押し込み、小型ゲームボーイとして実際にゲームを遊べるようにしたもののようです。
「ポケットモンスター 赤」が起動した状態の「ゲームボーイカラー・ナノ」。画面サイズは2インチ。
起動時のロゴは「ゲームボーイ」だけではなく……
「ゲームボーイカラー」と……
「ゲームボーイアドバンス」もあります。それぞれ、横の方には「ゲームギア」や「セガマスターシステム」の文字もあり、その他のゲーム機にも対応しているようです。
側面にはMicro-USBポートが。
反対側の側面には電源スイッチ。
裏側にはカートリッジ用スロットが。ただし、本物のカートリッジを読み込めるわけではなく、あくまでおもちゃのギミックです。
底面はこんな感じ
赤は改造済み、青と紫はおもちゃの状態のまま。
ちなみに、バーガーキングがこのおもちゃをつけていたのは2000年ごろ。当時のCMはこんな感じ。
Burger King Ad- Pokemon Gameboy (2000) - YouTube
オリジナルのおもちゃをレビューしているムービーもあります。
Game Boy Color - YouTube
ボールをはじいてU字のカップに入れる、よくあるおもちゃ。
カートリッジ部分は取り外しできるようになっていますが、カートリッジのサイズは本物よりかなり薄めでした。