夜9時を回った若者の街、東京・下北沢の飲み屋街――。

「アルバイト帰り、街角になんだかすごい人だかりがあって、時折フラッシュが光っているので、仲間と覗いてみたら、お笑い芸人メイプル超合金』の2人が真ん中にいたので、びっくりですよ」(現場にいた大学生)

メイプル超合金は、昨年暮れの『M-1グランプリ』で決勝進出。その強烈な個性で一夜にして大ブレークした、異色の男女漫才コンビだ。体重130キロの巨体に黒縁メガネの安藤なつ(35)と、身長180センチ超のマッチョな体を赤いピチピチ衣装に包んだカズレーザー(31)のシュールな掛け合いが武器。

「2人はサインや握手攻め、写メ撮影にも嫌な顔ひとつせず、全員にサービスしていました。僕らも調子に乗って記念撮影を頼んだら、カズレーザーさんが『喜んで〜!』って(笑)。しかも、相方のなつさんが『じゃ、あたしが写真を撮ってあげる!』とまで言ってくれて」(前出の大学生)

ファンたちとの“路上交流”は、なんと1時間以上にも及んだという。じつは、メイプル超合金は現在休業中のベッキーと同じサンミュージックの所属。

「事務所の先輩のカンニング竹山が、『これからのサンミュージックは、僕とメイプル超合金が救う!』と発言して話題になりました。ファンを大切にする真摯な姿勢は、そんな『僕らがベッキーさんの穴は埋める!』という意気込みの表れでしょうか」(芸能リポーター・城下尊之さん)

ファンと事務所(?)のため、頑張れ、メイプル超合金