先の参院選の投票率は歴代ワースト3番目の低さ。特に若者の政治離れと投票率の低さを問題視する声はよく聞かれる。しかし本当に若者は「政治離れ」をしているのだろうか。衆議院選挙の過去の投票率の推移をみると、時代・投票率の高低に関わらず年代別の投票率の順番に変わりはない。つまり今若者の投票率の低さを嘆いている中高年も、かつては嘆かれていた立場だった。いつの時代でもさほど政治に興味はないのが若者なのかもしれ