皆さんは「青ひげ」というお話をご存じでしょうか。フランスの詩人シャルル・ペローが執筆した童話(1695年)に収録された一篇で、何度も結婚している青いひげを生やした男が、何番目かの妻に「下の階の大廊下のつきあたりにある小部屋の鍵だけは使うな」と命じて出かけるものの、妻は好奇心に負けて約束を破ってしまい、血の海が広がる部屋の中で前妻たちの屍体が壁に吊るされているのを見てしまう――というお話です。