東京拘置所殺人や傷害致死などの罪に問われ、死刑が確定した伊藤玲雄死刑囚(50)が、東京拘置所で監視カメラのある居室に収容され続け、プライバシーを侵害されたとして国に約1890万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、約14年半のうち約4年間の収容を「裁量権を逸脱し違法」と判断し、国に55万円の支払いを命じた。西村康一郎裁判長はまず、一審の死刑判決後にカメラ室に収容した対応について「判決による死への