「ヤクルト2−5広島」(3日、神宮球場)渾身(こんしん)のよっしゃ!が飛び出した!広島が接戦を制し、連敗を4で止めた。試合を決めたのは田村俊介外野手(21)だ。同点の九回1死満塁で決勝の2点適時打。今季、苦い経験を積んだ若鯉が貴重な一打を打ってみせた。チームは敵地での連敗が12でストップ。5日は本拠地で今季最終戦を戦う。暗雲が垂れ込めたチームに一筋の光が差し込んだ。田村が放った鋭い打球が右翼