日本の死刑制度が揺らいでいる。1966年に起きた静岡県一家4人殺害事件の犯人とされ、死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審で、静岡地裁は26日に判決を言い渡す。戦後、死刑事件の再審判決は4件あるが、その全てに無罪が言い渡されており、袴田さんも無罪となる公算が大きい。「袴田事件」は58年間…日本の再審制度は時間がかかりすぎるNPO「クライムインフォ」によると、1945年以降に日本では718人に死刑が執行