「阪神0−1巨人」(23日、甲子園球場)屈辱的な経験を力に変えた。前夜の天王山初戦で大ブレーキとなった巨人・坂本勇人内野手が意地の決勝打。「野球人生の中でもなかなか、あそこまで悔しい思いというのはしたことなかった。何とかしてやろうと打席に入りました」。自らのバットで雪辱を果たした。0−0の七回無死一、三塁の好機で、スタメンから外れた男が代打で登場。難敵・高橋の直球をしぶとく右前にはじき返した