セーブ制度導入50年〜プロ野球ブルペン史佐藤道郎が初代セーブ王に輝くまで(前編)「8時半の男」と呼ばれて一躍スターとなり、抑え投手の草分け的な存在となった巨人の宮田征典。病気の影響により、年間通しての活躍は20勝を挙げた1965年限りだったが、現役を引退した69年オフ、宮田の後継者とも言える投手がプロ入りを果たす。11月のドラフトで南海(現・ソフトバンク)が1位指名した右腕、日本大の佐藤道郎である。日大三高