【AFP=時事】政治的混乱が続く英国で、この14年間、不動の存在がいる。ロンドン・ダウニング街(Downing Street)10番地の首相官邸のあるじ、老猫の「ラリー」だ。7月4日の総選挙の結果次第で、ラリーは自身にとって6人目の首相を迎えることになる。これまでラリーに「仕えてきた」首相5人は保守党だったが、世論調査が正しければ、初めて労働党の首相を迎えることになるはずだ。現職のリシ・スナク(Rishi Sunak)首相が去れ