オウム真理教による松本サリン事件から30年となった27日、松本広域消防局は、長野県松本市内の施設で、サリンなどの特殊災害を想定した訓練を実施した。訓練は毎年実施しているが、事件の節目の年になるため、報道向けに公開された。特殊災害対応隊や救助隊の隊員ら約60人が訓練に参加。屋内施設でのイベント中に液体がまかれたとの想定で、防護服を着用した隊員らが検知器で液体を分析し、負傷者に見立てた人形を運ん