中日が4−9と大量失点で敗れた16日の阪神戦(バンテリン)。球場のボルテージが上がったのが、4点ビハインドの6回に、根尾昂の救援登板が場内アナウンスでコールされた時だった。首脳陣にアピールできる水準ではなく今シーズン2試合目の登板。敗戦処理の立ち位置だったが、結果を残せばチーム内での序列が上がる。だが、期待に応えられる投球をできなかった。6回1死一、二塁のピンチを背負うと、原口文仁に146キロの直球を左翼席