今やジャカルタ首都圏の顔となった205系。東南アジア最大のモスク、イスティカルをバックに通称”メルヘン”スタイルの車両が行く=2024年1月(筆者撮影)1日利用者数が約100万人にも及ぶインドネシア・ジャカルタ首都圏の通勤鉄道(Kereta Commuter Indonesia:KCI)。その輸送を支える、日本から渡った約1000両の中古電車のうち約8割強が、2013〜2020年にかけて譲渡された元JR東日本の埼京線・横浜線・南武線・武蔵野線の205系車