【長岡一也=コラム「競馬白書」】 ◆前哨戦から導く近年の好走傾向とは 春の天皇賞の魅力は、3200米という長い距離にある。もとめられるものが多く、スタミナ、緩いペースでも我慢が利く精神力、一気に流れが速くなったときに対応できる瞬発力やスピード、様々だ。 そこで重視したくなるのが、人馬の絆だ。どんな局面になろうとも人馬が一体になって打開していく力、それは、これまでのレースのみならず