【AFP=時事】エクアドルは7日、安楽死を非犯罪化した。中南米で安楽死を認めた国は、1997年のコロンビアに続き2か国目。進行性の神経疾患、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の末期患者パオラ・ロルダンさんが昨年8月に起こした訴訟を受け、憲法裁判所が審理し、裁判官9人のうち7人が非犯罪化を認めた。憲法裁は「尊厳ある人生の権利を守るために積極的安楽死の処置を施す医師」には、「殺人罪の刑罰は適用できない」と判断した。