医学は何をどこまで変えられるだろうか。医師の和田秀樹さんは「健康的な生活を送っていても早死にする人がいる一方、タバコをスパスパ吸い100歳まで生きる人がいるのは多くの人が知る事実だ。医学というのは多少の助けになっても、残念ながら体質や運命のようなものには勝てない。寿命や病気には宿命のようなものがあるような気がしてならない」という――。※本稿は、和田秀樹『老いたら好きに生きる』(毎日新聞出版)の一部を