スペインかぜ」とは1918年から1920年にかけて大流行したインフルエンザの通称であり、世界人口の約27%に相当する5億人が感染し、死者数は5000万〜1億人だと推定されています。そんなスペインかぜについては、一般的に病気に弱いとされる高齢者や虚弱な人と同じくらい「若くて健康な成人」の死亡率が高かったという説がささやかれていました。ところが、実際に当時の死者の骨格を調べた研究で、この説が間違いだったことが判明し