27日に行われている袴田巌さんの再審の初公判で、検察は袴田さんは犯人であると主張。一方、弁護側は袴田さんの無実を訴え、検察は有罪立証を放棄するべきだと主張しました。(白鳥 貴久 記者)「10時半前です。弁護団が裁判所に入っていきます」1966年 静岡県旧清水市で一家4人が殺害された事件で、袴田巌さんは死刑判決を受けました。しかし、2023年3月、東京高裁が有罪の決め手となった証拠である犯行時の着衣とされる”5点の衣