日米英以外で唯一、艦上攻撃機を開発したドイツ。見た目は旧式な複葉機ながら、高いSTOL性を持ったフィゼラーFi167は、本来の用途ではついに運用されませんでしたが、第2次大戦末期に意外な戦果を挙げ、複葉軍用機の掉尾を飾りました。再軍備宣言で始まったドイツ艦載機導入プロジェクト敵艦に対し魚雷や爆弾を抱いて攻撃を仕掛ける艦上攻撃機(以下、艦攻)といえば、日本の九七式艦攻やアメリカのTBF「アヴェンジャー」などが