主要農作物種子法(種子法)が廃止されたのは憲法違反だとして、全国の農家ら約1500人が国に違憲確認などを求めている訴訟で、東京地裁(品田幸男裁判長)は3月24日、請求を棄却した。原告側は憲法25条の「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」などを侵害していると主張。「安全・安心な食料を得る権利」についての司法判断が初めて示されるとしていた。弁護団をまとめる田井勝弁護士は判決後の報告集会で「原告には訴える権