北朝鮮は16日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に続き、19日にも短距離弾道ミサイルを発射した。北朝鮮包囲網の強化がテーマのひとつとなった日韓首脳会談や、米韓合同軍事演習に反発した動きだと見られている。金正恩総書記は一貫して、核兵器開発は「防衛のため」だと主張している。それが本当ならば、一定レベルの核戦力を整備すれば足りるはずだ。核による報復を受けるリスクをおかしてまで、米韓が北に先制攻撃をかける可能性