旧ソ連のレニングラード(現在のサンクト・ペテルブルグ)は1941年、ナチスドイツ軍に包囲された。外部から食糧が入らなくなり飢えに苦しんだ市民は、ペットの犬や猫、革靴、ベルトなどを食べて生き抜いた。犬や猫を非常に可愛がるロシア人にとって、それらを食べざるを得ない状況というのは、飢えがいかに厳しかったかを示している。それから80年あまり。北朝鮮でも同じような状況が起きて、人々を驚愕させ、また不安がらせている