妻を殺害したとして罪に問われた講談社元社員の男性について、最高裁は2022年11月、懲役11年とした高裁判決を破棄し、東京高裁に差し戻した。男性は「妻は自死だった」として一貫して無罪を主張。また妻の父も含め、友人ら関係者が支援する会を結成している。4人の子どもを抱えているため、保釈も求めている。今後、審理はどういう経緯をたどるのか。また、否認している被告人が保釈される可能性はーー。刑事弁護に詳しい神尾尊礼