油冷と軽量化にエンジン幅よりナロウなフレームにこだわる GSX-R750R 1989年 スズキが他にない独創性を貫き熱いファンを生んだ油冷GSX-R。そこには冷却方式だけでなく、進化のプロセスで初代にできなかった設計時から基本を詰めたトータルな完成度を高めるエンジニア魂が脈々と注ぎ込まれていた。油冷という画期的な仕組みの影に隠れがちだが、当時はどのメーカーより徹底してハンドリングを追求した