事件終結後に出された、立て替えた着手金等の半額を返還するよう求める決定をめぐり、青森県の弁護士法人と日本司法支援センター(法テラス)が争っていた裁判で、このほど調停が成立した。法テラス側が請求を放棄することになり、返金は不要となった。争っていたのは、弁護士法人「青空と大地」(代表社員・橋本明広弁護士)で、事実上の勝訴といえる。●示談交渉終結後、法テラス「半額返還を」事件の概要はこうだ。2020年、同法