広島地検に勤めていた当時29歳の男性検察官が2019年に自殺したのは長時間労働やパワハラが原因だとして、遺族が国に公務災害を申し立てている。男性の父親が8月2日、都内で初めて会見し「事実を知りたい。今も検察庁で働く人たちに私のような悲しい思いをしてほしくない」と訴えた。遺族側は会見に先立ち、法務省担当者に面会し進捗を尋ねたほか、再発防止策をまとめた要望書と、友人らの署名も提出した。代理人の橋詰悠佑弁護士と