有志でつくる近畿大教職員組合との団体交渉を正当な理由なく拒否するなどの不当労働行為があったとして、大阪府労働委員会は5月6日付で、近畿大(世耕弘成理事長)に対して、再発防止を約束する文書を組合側に提出するよう命じた。命令書によると、団交の開催などをめぐり、組合側に提示した「差し違え条件」が組合の運営に介入したもの(支配介入)として問題視された。認定された不当労働行為は以下の3点。(1)2018年末に組合側