Jリーグがスタートした1993年あたりから、今日に至るまで、日本サッカー界は右肩上がりを続けている。そのように見える。しかし、サッカーは主に足でボールを操る球技だ。手でボールを操る球技より進歩が遅い。プレーに改善の余地を残している競技だ。可能性が無限に広がっているので、右肩上がりの成長を遂げるのは当然と言えば当然。常に競技力は向上している。日本に限った傾向ではない。サッカーの競技としての特性なのであ