60代の10人に1人は緑内障、3人に1人は白内障になるといわれる目の“国民病”。緑内障は、眼圧(眼球内の圧力)が高いことにより、視野が狭くなっていく病気。一方、白内障(多くは老人性白内障)は、加齢などが原因で水晶体(目のレンズ)が白く濁り、見えづらくなる病気。年のせいだと思われがちだが、眼科医の山口康三先生は「発症は加齢だけが原因ではない」と力説する。「緑内障、白内障など目の病気の根本的な原因は、