ケンブリッジ大学のMathias Nowak氏らの研究グループは、2019年に発見が報告された太陽系外惑星「がか座ベータ星c」の直接観測に成功したとする研究成果を発表しました。「がか座ベータ星c」は南天の「がか座」(画架座)を構成する約63光年先の「がか座ベータ星」を周回する系外惑星で、質量は木星の約8.2倍とされています。公転軌道の軌道長半径は約2.7天文単位(※)で、ややつぶれた楕円形の軌道(軌道離心率は0.24)を描いて