『夫のちんぽが入らない』(扶桑社刊)で衝撃的なデビューを飾ったこだまさん。その最新作となる2冊目の本『ここは、おしまいの地』(太田出版刊)が話題を呼んでいる。前作は私小説だったのに対し、本作はエッセイ集。カルチャー誌『Quick Japan』に掲載された文章を一冊にまとめているのだが、そのエピソードの可笑しさは、なにか突き抜けたものを感じる。自身の体験のほかに、家族や同じ集落の人々、入院中に出会った人々など