2017年12月に決まった薬価制度抜本改革の内容が波紋を広げている。製薬業界は、後発薬がない新薬の価格を実質的に維持する枠組みである新薬創出加算の対象範囲が縮小されたことに激しく反発。企業の開発意欲が減退し、新薬の普及が海外よりも遅れてしまうドラッグ・ラグが起こるとの見方も出た。ただ、待ち望まれている新薬の開発は簡単にはやめられない。各社は患者へ貢献する使命と事業の採算性との間で揺れ動く。「製