世界でもっとも有名な絵のひとつ、ムンクの『叫び』。美術の教科書でもおなじみだ。タイトルからして、あれは描かれている人物が叫んでいる絵だと思っている人もいると思うが、実はあの人、叫んでいない。実際に『叫び』の絵があるノルウェー・オスロに行って、真相(?)を確かめてきた。描かれているのはムンクでもないし、叫んでもいない「『叫び』の絵は、人が叫んでいるのではなく、自然をつんざく叫びが聞こえているんです」