STD(性感染症)の1つである梅毒が、今になって急増しているという驚きのデータが報告された。厚労省の付属機関である国立感染症研究所が発表したデータによると、2015年10月28日時点の梅毒患者は年間2037人。2005年は約500人なので、この10年で梅毒の患者は約4倍に増加したことになる。中でも20〜24歳の若い女性は前年比で2.7倍もの急増ぶりをみせ、厚労省も危機感を抱いている。梅毒は、『梅毒トレポネーマ』という細菌が体