正しい履歴書をかけるかどうかで内定先が決まる。履歴書の正しい書き方とは
アナタは履歴書の重要性を知って履歴書を書いていますか?履歴書の重要性を知っているのと知っていないとでは、履歴書の出来も違ってきますよ。
◆就活での履歴書の役割・重要度とは?
履歴書というのは、相手に自分の能力や人柄などを一枚の紙で語るという役割があると言えるでしょう。だいたいの企業では、書類選考から始まりますので、履歴書一枚で自分というものがどんな人間なのかを判断されることになりますので、自分がどのような人間なのかを相手に伝えることができるだけわかりやすく相手に伝える必要があるのです。
採用担当者というのは、数多くの履歴書を見てきていますので、履歴書を見ただけで「頑張って書いたんだな」とわかります。そういう人は、本当にきちんとした人ばかりにですので、正しいきちんとした履歴書を書くことが何よりも大切なこととなってくるでしょう。
◆履歴書の間違った書き方・正しい書き方
・間違った書き方
1)誤字脱字が多い
2)小さすぎる文字
3)難解な漢字の羅列
4)空白箇所が多い
5)文字が汚い
6)一文が長い。
7)学歴欄の入学・卒業年の間違い
8)学歴を高卒以上から書き始めている
9)間違いを修正液や砂消しゴム等で修正している
10)いつ撮ったかわからないほどの古い顔写真
上記が間違った履歴書の書き方です。特によくあるのが学歴を高卒から書き始めるといったこと。学歴は「中学校卒業」から記載する必要があります。
・正しい書き方
正しい書き方は以下になります。
1)かならず自分で書く
2)すべて本当のことを書く
3)読よみやすい文字で書く
4)省略はしない
5)黒か青(ブルーブラック)のペン(万年筆)、ボールペン、インクペン(ゲルインクの水性ボールペン)などで書く
6)間違えたら新しい紙に書き直す。修正液などで修正しない。また、二重線などをひいて書き直さない。
7)書き忘れと思われてしまうため、空欄を作らない。
◆手書きとパソコン、有利な履歴書はどっち?
PC時代になってきたわけですから、履歴書はPCで書いてもいいよね?と思います。しかし、PCが普及してきてPCで作成した履歴書を送ってくる就活生が多い時代だからこそ、手書きで書いた方が魅力的です。
・基本は手書き
履歴書などを書くときは、基本的に手書きだと思ってください。ビジネスでは書類や手紙を手書きで書くことがまだまだ多いので、手書きの方が本気度がわかりますし、字で人の人柄が現れますので、手書きが好まれるのです。
さらに手書きの場合だと、「コピペ」の問題はありませんので、「こいつ、他の企業のやつ使いまわしてんな・・・」と思われることもありません。企業によっては、人事部の人によってPC作成でも手書きでもどちらでもいいというところも多くなってきていますが、「どちらでもいい」というところには手書きで書いた履歴書を提出するようにしましょう。
・指定があればパソコンで
企業によっては、「パソコンで履歴書やエントリーシートを作成する」と指定してくるところも多くなるでしょう。この場合は、パソコンスキルも見られていますので、パソコンで情熱にあふれた履歴書を作成してください。
◆字が汚かったらどうする?
字がきれいな人もいれば、字が汚い人もいるのは当然です。字が汚い人は、わざと字を汚くしているわけではないということくらい企業側も理解しています。しかし、「読めないほどの汚さ」は問題です。せめて、何て書いてあるかくらいはわかるようにするべきですね。
企業側が見ているのは、「汚いなりに一生懸命書いたかどうか」ということですよ。確かに、汚い字の人ときれいな字の人とでは、きれいな字の人が印象をよくします。ですが、きれいな字の人であっても、いい加減な人を採用するよりは、字が汚くても一生懸命な人を採用したいと思うものでしょう。
◆本当に手書きの履歴書で人柄がわかるのか?
字で人柄がわかるといいましたが、人柄がわかるというよりも、「雑に書いている人を見極める」と言った方が正しいかもしれません。多すぎる応募に対応するために、字を一種のスクーリングとして使っているというのもあります。
字だけでその人間の人柄がわかったら、超能力者みたいですよね。手書きで履歴書を書くのをめんどくさがるような人材はいらないということです。
◆字が汚いことを理由にしてPCで書いた場合
もしこういった理由でPCで履歴書を作った場合は、面接官に素直に話をしてもいいと思います。パソコンスキルを見せつけたかったわけじゃなく、「読んでもらいたかった」という思いが伝われば手書きじゃなくても心の響くものですからね。