1月12日(月・祝)スタートの新ドラマ「警部補 杉山真太郎」(TBS系列)制作発表。長女役の本田望結を見守る谷原章介

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「お父さんはいつもやさしくて、みんなを盛り上げてくれるような人です。まだ撮影は半分ぐらいしか終わってないんですけど、今からもうお別れするのがさびしいぐらい」(本田望結)

1月12日(月・祝)スタートの新ドラマ「警部補 杉山真太郎」(TBS系列)の制作発表が都内で行われた。主演の谷原章介、共演する要潤、本田望結(みゆ)、片瀬那奈、佐野史郎、高橋恵子らが出席した。本作が民放連続ドラマ初主演となる谷原扮する主人公・杉山真太郎は、3児の子育てに奔走しながら事件を追う敏腕刑事。多忙な父に代わって病床の母親を看病し、幼い弟たちの面倒を見る、しっかりものの長女・美晴を演じるのは人気子役でフィギュアスケート選手でもある本田望結だ。

主人公・杉山は育児や家事と捜査の両立に努める。しかし、現実は厳しく、親子の衝突や葛藤も尽きない。父親である杉山に美晴が反抗するシーンが多かったという第一話。撮影が終わる頃、谷原は望結から手紙を渡されたという。手紙には「ドラマのなかではいつもお父さんに反抗してばかりだけど、ホントは大好きだからね」と書かれていた。

爽やかな笑顔でうれしそうに振り返る谷原に、望結は「美晴として書きました……」とはにかむ。司会が「それはキュンキュンしちゃいますね!」と盛り上げると、すかさず要潤が「僕も手紙をもらったんですよ! 僕だけかと思ったら、じつはみんなもらっていて……さすがですね」と重ねる。

共演者のハートをわしづかみにする本田望結の心くばりもすごいが、谷原も負けていない。

「すごいロックオタクなんです。こんなマニアックなバンドが好きなんだという名前がスラスラ出てくる」(佐野史郎)
「じつはロボットじゃないかなと思うぐらい、なんでも良く知ってる」(要潤)
「スタジオでもロケでも、弟たちとずっと遊んでくれていてすごく優しい」(本田望結)
「それはそれはびっくりするぐらい、子育てに慣れていらっしゃる」(高橋恵子)

共演者たちが大絶賛。谷原自身も「刑事ドラマは謎解きが中心になることが多いですが、今回の作品では家族についてもちゃんと描いていただける。今度6人目の子どもができる僕としては、非常にやりがいのある役に出会えたと思います」と意気込みを語った。

初回は2時間スペシャルで1月12日(月曜・祝)夜7時〜放送(2回目以降は月曜夜8時〜)。ママチャリや花柄エプロンといったダサ小物が、爽やか二枚目俳優をどう輝かせるのかにも注目したい。
(島影真奈美)