終始安定したプレーを見せた松山(Photo by Robert Laberge/Getty Images)

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<フライズ・ドットコム・オープン 2日目◇9日◇シルバラドリゾート&スパ(7,203ヤード・パー72)>
 カリフォルニア州にあるシルバラドリゾート&スパにて開催中の米国男子ツアー2014-15シーズン開幕戦「フライズ・ドットコム・オープン」。2日目、松山英樹は5バーディ・ノーボギーの“67”でラウンド。トータル7アンダーまで伸ばし単独7位に浮上した。
 OUTからスタートした松山は3番のセカンドショットをベタピンにつけ、バーディ先行させるも、5番のロングではセカンドショットをバンカーへ。しかし、そこからOKラインまで寄せてバーディ奪取。9番でもバーディを奪い、スコアを3つ伸ばしてフロントナインを折り返す。
 勢いそのままに、11番のショートホールで11.5メートルのロングパットを沈め後半最初のバーディを奪うと、16番のパー5では2オンに成功。惜しくもイーグルパットは外したが、ここでもスコアをしっかり伸ばしてホールアウト。首位と3打差と好位置につけて予選ラウンドを終えた。
 ここまでの松山を支えているのが71.43%のフェアウェイキープ率。これは松山よりも上にいる誰よりも高い数字だ。パーオン率も75.00%と高い数値を維持。この安定感を武器にムービングサタデーでさらに順位を上げていきたいところだ。
 43位タイからスタートした石川遼は出入りの激しいゴルフ。前半をバーディとボギーを1つずつ重ねて折り返したが後半、いきなり10番、11番で連続ボギー。しかし12番残り103ヤードから放ったセカンドショットが直接カップイン。イーグルとしてスコアをイーブンパーに戻すと、その後はボギーを1つ叩いたが、16番、18番とロングホールできっちりバーディを奪いホールアウト。トータル2アンダーの47位タイで予選を突破した。
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