思わず「ヒー」と言ってしまいそうになるくらい辛いコイケヤのカラムーチョは、1984年9月の発売から2014年で30周年を迎えます。コイケヤは30周年を記念して、カラムーチョなのに辛くない「カラくない!?ノットチリ味」と、30種類のスパイスでカラムーチョらしい辛さを表現した「30種類のスパイヒーチリ味」を発売するとのことなので、実際に食べてみました。

カラムーチョ30年の歴史に挑戦状 次なる歴史を刻む 新「カラムーチョ」 “30種類のスパイヒーチリ味”と“カラくない!?ノットチリ味”

http://koikeya.co.jp/news/detail/513.html

こちらがカラムーチョの新製品「カラくない!?ノットチリ味」と「30種類のスパイヒーチリ味」です。



カラムーチョシリーズにありながら「辛くない」という飛び道具を放ってきた「カラくない!?ノットチリ味」。「すっぱムーチョ」にも通ずる思い切った戦略に期待も高まるというもの。



「辛くないのになぜおいしい!」とは、こっちが聞きたいセリフです。



「カラくない!?ノットチリ味」は見た目がカラムーチョなのに辛くないという不思議な味わいとのこと。



原材料にはオニオン、ガーリックパウダー、ナツメッグパウダーなどが入っているのが特徴。内容量は53グラムで、1袋分のエネルギーは292キロカロリーです。



パッケージをオープン。ポテトチップス特有のポテトと油の香りが感じられ、辛さを感じさせる刺激はほとんどありません。



ざざー。少し黄色がかっているように見え、色合いはコンソメ風味のポテトチップスに近いものを感じます。



ひとくちパリパリ。食べる前には「コンソメ?」と予想していましたが、口に入れて感じるのはガーリックの風味。「ノットチリ味」というものの少し辛さは感じますが、カラムーチョに比べるとはるかに辛さのレベルは低く抑えられており、辛さと引き替えにポテトの風味がより強く感じられ、ガーリックパウダーの香りからくるコク感があります。どことなくコンソメ風味にも通じるものを感じますが、こちらはもっとドライでスッキリした風味になっているのが印象に残りました。ビールのおつまみなどにもピッタリかもしれません。



次に「30種類のスパイヒーチリ味」を食べてみます。黄金に輝くパッケージが特徴的で、どことなくエスニックな雰囲気の漂うデザインになっています。



エスニックな衣装を身にまとった「ヒーおばあちゃん」がプリントされています。その下には「本品は30種類のスパイスを使用した辛いスナックです」との注意書きが。



なお、このおばあちゃんの名前は「森田トミ」さんと言って、1877年(明治10年)3月3日生まれという明治の女性だそうです。



30周年を記念する記載があるのもアニバーサリー商品ならでは。



原材料は、ばれいしょ(じゃがいも)、植物油、香辛料、粉糖などに加え、カレーパウダーやチキンエキスパウダー、野菜エキスパウダーなどが含まれています。内容量は100グラムで、1袋100グラムあたりのエネルギーは542キロカロリーとなっていました。



パッケージをオープン。いつものカラムーチョにはない、カレーの香りをふわっと感じます。



お皿にざざー。こちらも見た目は少し黄色みの強いカラムーチョといったところです。



ひとつかみポリポリ。たしかに辛さはあるものの、普通のカラムーチョには明らかに存在しないスパイス感が感じられます。後味に辛さがきて「ヒー」となるのは普段のカラムーチョと同じですが、口に入れた瞬間の風味が異なるのが特徴といえそう。普通のカラムーチョの辛さを「赤色」と表現するとすれば、こちらの製品は「黄色」。ピリッとくる刺激は強くはありませんが、幅広いスパイス感で波状攻撃をくらう印象を受けるようでした。



カラムーチョの新製品「カラくない!?ノットチリ味」と「30種類のスパイヒーチリ味」はともにオープン価格。「スパイヒーチリ味」は9月8日(月)から全国のコンビニエンスストアで先行販売がスタートし、9月15日(月)からは両製品の販売が全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで開始する予定です。