中国メディア・中国新聞社は2日、台湾の食品管理当局が同日発表した輸入食品不合格リストのなかに、日本から輸入されたイチゴや抹茶が含まれていたと報じた。いずれも基準値を超える農薬が検出されたという。

  記事は、台北市の企業が日本から輸入したイチゴ2ロットから規定に反する農薬含有量や農薬物質が検出され、そのうち1ロットではフルフェノクスロンなど複数種類の農薬含有量が基準値を超えたと伝えた。

  また、同じく日本から輸入された抹茶ミルク粉末からも基準値を超えるテブコナゾール、フロニカミドなどの農薬成分が、別の抹茶パウダーやグリーンティーからも基準値を上回る農薬がそれぞれ検出されたとした。

  いずれの食品も、すでに廃棄または返送処理が行われた。(編集担当:今関忠馬)