「おかえり!」 “プチ整形”終えた基隆の巨大アヒル展示再開/台湾
(基隆 3日 中央社)基隆での公開中に突然破裂した黄色い巨大アヒル、「ラバーダック」は緊急補修を経て、3日午前に展示が再開された。その無邪気な姿を早く見ようと大勢の家族連れが詰めかけたほか、幼稚園児らも「お帰りなさい!」とアヒルちゃんの“復帰”をあたたかく見守っていた。
台湾で大きな旋風を巻き起こしたラバーダックは高雄や桃園に続き、昨年12月下旬からは基隆の海洋広場で展示が始まっている。強風下での空気充填に起因した桃園での破裂事故を教訓に、基隆では縫い目の補強作業を行ったが、これが逆に海面から蒸発する水分の出口を遮断する結果となり、アヒルは同月31日、内部の圧力過剰で破裂して大きく裂け、“傷口”は8メートルにも及んだ。
制作元による緊急修復作業を経て2日午後6時頃、展示再開に向けて空気入れ作業を終えたアヒルは傷跡もなく再びファンたちの前に可愛い姿を見せることができたが、主催側では温度差によるアヒルの破裂再発を防止しようと、内部の圧力調節用に送・排風機を増設するなど対応策を講じている。
(王朝ギョク/編集:荘麗玲)
台湾で大きな旋風を巻き起こしたラバーダックは高雄や桃園に続き、昨年12月下旬からは基隆の海洋広場で展示が始まっている。強風下での空気充填に起因した桃園での破裂事故を教訓に、基隆では縫い目の補強作業を行ったが、これが逆に海面から蒸発する水分の出口を遮断する結果となり、アヒルは同月31日、内部の圧力過剰で破裂して大きく裂け、“傷口”は8メートルにも及んだ。
制作元による緊急修復作業を経て2日午後6時頃、展示再開に向けて空気入れ作業を終えたアヒルは傷跡もなく再びファンたちの前に可愛い姿を見せることができたが、主催側では温度差によるアヒルの破裂再発を防止しようと、内部の圧力調節用に送・排風機を増設するなど対応策を講じている。
(王朝ギョク/編集:荘麗玲)