「アメアイ」に全く未練のないマライア・キャリー (写真は8月のもの)

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超人気アイドルオーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン12の審査員として登場、ファンの期待を受けて仕事に打ち込むも、番組を降りるまでの間同じく審査員のニッキー・ミナージュとモメにモメてしまった歌手マライア・キャリー。そんなマライアが審査員当時を振り返り、「地獄のような苦しみだった」とコメントした。

12日にラジオ番組『Hot 97』に出演したマライア・キャリー。そこでマライアはニッキー・ミナージュとの確執が問題となった『アメリカン・アイドル』審査員時代をこう苦々しく振り返っている。

「正直に言うわ。あの仕事は大嫌いだった。(審査員として)最初にサインしたのは私だったのよ。審査員は3人になると思っていたの。金銭的には申し分なかったし、こんな風に思ったものよ。“OK。ランディ・ジャクソンも加わることだしね”って。彼とは長い間知り合いなの。昔ベースを担当してもらったこともあるし、難なく仕事をこなせると思ったわ。」

ところがその後マライア、ランディ、キース・アーバン、さらにはニッキー・ミナージュが審査員に決定。そのうち誰に苛立ったかについての明言は避けたものの、マライアはこのように話を続けた。

「でもちっとも容易いことじゃなかった。毎日、地獄の悪魔と一緒に仕事に行くような気分だったわ。」

当時、マライアとニッキーの関係は瞬く間に悪化。ついにマライアはニッキーより「撃ってやる」との脅しを受けてセキュリティを強化したほどだったのだ。しかしマライアは「番組に出場してくれたコンテスタントたちが大好きだった」ともコメントし、スターになる日を夢見て真剣にパフォーマンスした出場者らを称えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)