写真左から時計周りに「深海プロジェクト 手ぬぐい」、「ムニュマム」シリーズ、「プラグINマスコット」、「動物認印」(左から全身、正面顔。実際の印面は直径1cm弱)。

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みなさんはダイオウグソクムシという生き物をご存知だろうか?
三重県の鳥羽水族館で飼育している4年8ヶ月余りも絶食中の個体(No.1と名付けられている)が話題となり、ニコニコ生放送では48時間連続中継が組まれたりと“いま日本で一番有名なムシ”のことである。6月には超リアルな作りのぬいぐるみも発売され、6000円越えと高価ながら各地の水族館で売り切れが続出、生産が追いつかないくらいなのだそう。

このキモカワなぬいぐるみを含め、ダイオウグソクムシグッズが人気上昇中なのだが、ネックになっているのが「水族館に行かないと買えない」ということ。実はダイオウグソクムシのお膝元(?)鳥羽水族館のオンラインショップにはダイオウグソクムシグッズの特集コーナーがあったりするのだが、こちらを筆頭に通販でも手に入るアイテムを調べてみた。

先に挙げた鳥羽水族館オンラインショップのほか、多数の通販サイトで購入できるアイテムが、ダイオウグソクムシを愛らしくデフォルメした「ムニュマム」のシリーズ。小さなお手玉(262円)からXLサイズのぬいぐるみ(3675円)まで5種類のアイテムがあり、特に売れ筋なのはストラップ(367円)。ちなみにこのムニュマム、先ほど挙げた超リアルなぬいぐるみと同じ「栄商」が2010年から販売している人気商品。実はリアルタイプぬいぐるみの原型にもなっている、ある意味エポックメイキング(?)なアイテムなのだ。

同じく鳥羽水族館オンラインショップでは、男女問わず気軽に使えるアイテムとしてスマホ用のイヤホンジャック「プラグINマスコット ダイオウグソクムシ」(609円)も扱っていて、発売以来安定した人気を誇っている。こちらは、カラーリングや作りがかなりリアルなのが特徴的だ。

また、注目度の高いダイオウイカなどをテーマに取り上げた『NHKスペシャル 深海プロジェクト』の関連商品、「深海プロジェクト 手ぬぐい/ダイオウグソクムシ」(800円)「深海プロジェクト 巾着/ダイオウグソクムシ」(500円)も9月に発売されたばかり。手ぬぐいは渋い和テイストのデザイン。巾着は表と裏にそれぞれダイオウグソクムシの顔と後ろ姿がプリントされていて、ひもを絞るとあら不思議、ダイオウグソクムシが出現!? というデザインもなかなかキュート。こちらはエンスカイショップほかで取り扱っている。

ほかにオフィスなどで使えるアイテムとしては、アニマルスタンプ・カワナの「動物認印」がユニーク。デザインは“全身”“正面顔”の2タイプ(!)があり、それぞれ朱色(2450円)とカラー(赤・青・緑・黒から選べる。各2750円)のインクが選べる。ちなみにこのショップにはほかにもオウムガイやリュウグウノツカイ、メンダコなど深海生物の認印のラインナップが豊富なので、ぜひサイトをチェックしてみて欲しい。

ちょっとキモカワなデザインのものが多いが、毎日のように使っていれば愛着も湧いてくるというもの。あなたもお気に入りのダイオウグソクムシグッズをお部屋やオフィスに迎えて、愛でてみるのはどうだろうか?
(古知屋ジュン)